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2022.05.22

セラミックのタイプとそれぞれの特徴とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

晴海トリトン歯科クリニックです。
本日はセラミックのタイプとそれぞれの特徴についてお話しします。

セラミックの中には、さらに種類が存在します。
強度や審美性、費用も大きく異なるので、それぞれの違いや特徴を把握し、セラミック選びに役立ててください。

 
【1】オールセラミック

オールセラミックとは、言葉の通り、全てセラミックでできているものを指します。
全て陶器でできていて、金属を使っていないので、金属アレルギーの患者さまでも安心して治療を受けていただけます。

また、オールセラミックは経年劣化が見られにくいのもメリットの1つです。
変色や歯茎の黒ずみの心配もなく、虫歯の再発のリスクも抑えられるので、治療後すぐの状態を長くキープすることができます。

一方、審美性を高めるために歯を大きく削る必要があること、金属より耐久性がないことといった短所も持ち合わせています。
また、患者さまにとって費用の負担が大きくなりやすいのもデメリットといえるでしょう。

 
【2】ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックとは、人工ダイヤモンドにも使用されていて、非常に強度に優れています。
歯の審美性が高く、ダイヤモンドのような輝きがあるともいわれます。

オールセラミックの場合は、食いしばりのクセや歯軋りの習慣で摩耗して割れてしまうことがありますが、ジルコニアセラミックの場合は強度が高く、割れることは稀です。
負担の大きい奥歯にも利用しやすい素材です。

 
【3】ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、保険適用内のレジンとセラミックを混ぜて被せ物や詰め物にするものです。
オールセラミックと同じく、金属不使用の素材なので、金属アレルギーをお持ちの患者さまにも適しています。

レジンのみの補綴物とは異なり、セラミックが入ることで、ほとんど天然の歯に近い仕上がりになりますが、オールセラミックやジルコニアには劣ります。
審美性はそこそこに、できるだけ費用を安く抑えたいという方におすすめです。

ハイブリッドセラミックが使用できない箇所もあるため、一度医師の診察・検査が必要です。そこまで耐久性は高くないので、歯の負担の大きい奥歯や、食いしばりや歯軋りのクセがある場合には適用できないこともあります。

 
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

勝どき駅から徒歩5分の歯医者
《 晴海トリトン歯科クリニック 》
東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトン3F

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